LPガスの種類は? LPガスには色々な種類があります。家庭で使われるLPガスの殆どがプロパン成分です。他にプラスチックのライターの中に入っている液体はブタン成分でLPガスの一種。プロパンとは兄弟のようなものです。
LPガスってどうした略? 一般にはLPガスと呼ばれているんですが、正式には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)の頭文字を取ってLPガスと言います。
性質は? 容器の中身は液体なんです。LPガスは簡単に液体になる性質があります。液体になると体積は250分の1になり、外国や製油所からタンクローリーで運んだりする時は液体だから効率が良いですね。お客様がご使用になるとき初めて液体が気化されてガスとなり出てくるのです。
重さは? LPガスは空気より重く、空気の1.5倍の重さを持つ気体。万一漏れたときは低いところに溜まりますので、ガス漏れ警報器を足元にお付けするのはそのためです。
どんな香り? LPガスはもともと臭いがありません。 でも臭いがありますよね。ガスが漏れたときに気づくように、くさったタマネギのような臭いをつけているのは、このためです。
液化プロパンの沸点は? 液化プロパンの沸点は-42度。室温の状態ではあっという間に気化してしまいます。
液化プロパンの燃焼範囲は? プロパンが空気中に分散して空気と混じりあい、次第に濃くなって空気中の濃度が2.2%から9.5%(ブタンは1.9%から8.5%)の範囲になった時、燃える性質になっています。
プロパンの発熱量は? 気体のプロパン1立方メートルを燃やすと24,000Kcal、ブタン1立方メートルは31,000Kcalの熱量を発生。 また、液体1Kg当たりですとどちらも12,000Kcalの発熱量があります。 一般の都市ガスが1立方メートル11000Kcalですので、これと比較するとLPガスは都市ガスより2倍以上の高カロリーなのです。
プロパンの用途は? ご家庭や、お店での調理用、給湯用、暖房用。環境に優しいことから自動車用燃料にも使われているんです。みなさんの身近にあるスプレーにも使われています。また、実は都市ガスの中にもプロパンが混ぜられていて、都市ガスのカロリーをアップするのに一役かっているのです。
プロパン利用世帯数は? 日本全国の約50%のご家庭。、また国土面積で言えばなんと95%の地域でLPガスをご利用頂いてます。ライフラインに欠かせないのがLPガスということがお分かりいただけます。
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